ニュースリリース

新年のご挨拶

2021・01・01

令和3年 年頭所感

令和3年の年頭にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
昨年の年頭所感を書いている頃は、自然災害への懸念と本来なら今年開催される予定でしたオリンピックに思いを巡らせておりました。しかし年明け早々に世界中は、新型コロナウイルスの感染拡大という事態に戦々恐々となりました。現在は、第3波の中で「新しい生活様式」を実践しながら、「ウィズコロナ」や「ニューノーマル」という考え方で日常生活に対処していかなければならない時代になってしまいました。
 私たち(一社)福島県冷凍空調設備工業会も昨年の活動の一部が自粛を余儀なくされ、満足のいく活動ができませんでした。特に昨年4月に施行されました「改正フロン排出抑制法」の説明会等が感染拡大予防のため中止となりました。その一方で、冷媒フロン類取扱技術者取得講習会や更新講習会は、感染予防対策を徹底し、人数制限をして6回開催をしました。本年2月にも冷媒フロン類取扱技術者更新講習会を県内3か所で開催いたします。
 菅義偉首相は、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロとする目標を掲げ、脱炭素社会を実現すると宣言いたしました。フロン類を取り巻く環境も大きな変化を遂げます。当工業会も、会員企業の皆様と関連団体の方々と協力しながら法を遵守し、「フロン類の正しい運用と適正な処理をする」という活動に力を注いで行きたいと思います。また、技術者の育成にも力を入れて行く所存ですので、本年もよろしくお願いいたします。

令和3年 年頭所感
(一社)福島県冷凍空調設備工業会
代表理事 古川敏博

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